借金に苦しむ生活から脱する手段
私は2020年に事故破産しています。
好きなことにお金を使いすぎた結果です。今では反省と公開の気持ちでいっぱいですが、結婚して子宝にも恵まれ幸せな家庭を築けています。
自己破産に至った経緯や理由については過去の記事を参考にしてください。
計画的にお金を管理し、生活している中でもイレギュラーなことは起こりうるものです。
時には贅沢が過ぎる時もありますが、何より大切なことは生きていくことです。
失敗から債務が膨れ上がり、手に負えなくなってしまった時、最終手段の一つとして債務整理という救済制度があります。
債務整理とは
法的に見て、債務による家計の圧迫から最低限度の生活が保てていない状況の救済措置の一つとして債務整理というものがあります。
代表的なものとして自己破産が挙げられます。
自己破産
できれば避けたい本当の意味での最終手段となる自己破産。問題なく手続きが済んだ場合には大きな助け舟となりますが、代償としても大きなものを失います。
簡潔にわかりやすく示すと、
「信用を失う代わりに、借金を帳消しにする」
こういった手続きになります。
勘違いしてはいけない点としては、失うものの大きさと、返済不可となった事実がなくなるわけではないということです。
将来的に信用情報機関から破産情報が消えても、一部の金融機関とは一生取引ができなくなる可能性が高いです。
数年の間は「ブラックリストに載る」という状態になりますので、新たな借り入れやクレジットカードの発行は難しくなるでしょう。
自己破産以外の債務整理方法
自己破産以外にも、債務整理の方法は複数あります。それぞれの方法について解説します。
1. 任意整理
概要: 債権者(金融機関など)と直接交渉し、返済条件を緩和する方法です。
2. 個人再生
概要: 裁判所を介して借金を3年〜5年で返済する計画を立てる方法です。元本の多くが圧縮されることが特徴です。
3. 特定調停
概要: 裁判所の調停委員を介して債権者と返済条件を交渉する方法です。
専門家への相談
債務整理を検討する際は、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。個々の状況に最も適した方法をアドバイスしてもらえるためです。適切なアドバイスによって、無理のない返済計画を立てることができるでしょう。
まとめ
債務整理はしないに越したことはありません。
ですが生活がままならないなら、大きな決断をしなくてはいけないかもしれません。
まだ余力がある状態だとしても、こういった救済制度があることを知ることに意味があります。
ご利用は計画的に。
最後までご覧いただきありがとうございました。